くしろエコ・フェア2025出展団体(11月12日時点)
釧路湿原は、タンチョウをはじめ数多くの貴重な野生生物を育む、国内最大の湿原環境です。
今、釧路湿原の流域では長年続いてきた開発行為によって荒廃が目立ち、生態系の破壊が深刻な問題になっています。まだ保護されていない湿地では開発行為や乾燥化が進み、また湿原に水を送っている水源地の丘陵地帯・流域では自然林の消失が続いています。湿原の保護は湿地のみならず、水源となっている丘陵地帯の保護も重要です。
NPO法人トラストサルン釧路は、保護されず開発が続いている釧路湿原や水源の丘陵地帯の保護を目指してナショナルトラスト(市民の意思で自然環境の保護などを目的に土地などを購入する活動)を進めています。
現在、80カ所、およそ677ヘクタールの土地を自主的に管理し、荒廃している森林などの自然再生に取り組んでいます。サルンはアイヌ民族の言葉で湿原を意味します。
釧路市環境保全課は、環境行政を担う部署であり、具体には、大気・水質・土壌の汚染防止、廃棄物の適正処理やリサイクルの推進、温暖化対策や省エネ・再エネの普及、地域における自然環境の保全などの業務を行っております。
脱炭素社会の実現に向けた取組として、令和5年12月に釧路町、釧路信用金庫と連携して三者一斉にデコ活宣言を行いました。「デコ活」とは「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称であり、二酸化炭素(CO2)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む"デコ"と活動・生活を組み合わせた言葉です。宣言後の取組として三者共催で子育て世代向けのイベントや企業向けのセミナーを開催し、市民や事業者の皆さんを対象とした脱炭素意識の醸成に努めています。
また、インスタグラムを活用してご家庭で取り組める節電や省エネのことから身近なごみのことまで、環境に関する情報発信に取り組んでいます。
今後も釧路地域の脱炭素化意識の向上を進めてまいります。皆様も日々の中でデコ活アクションに取り組み、脱炭素につなげていきましょう!
市民フォーラム946は、いろいろな市民活動で知り合った知人や友人 を主体とした市民団体で、毎月例会を開催しています。例会では、わたしたちの生活に関わる政治・社会問題や自然・環境問題などについて学習したり、身近な出来事について自由に率直な意見を述べ合ったりしています。
くしろエコ・フェアには設立当初から参加団体として加えさせていただき、これまで環境問題を中心に有害物、原発、公害、地球温暖化問題等について展示させていただきました。また、昨年開催されたエコ・フェア2024では、初めてアイヌ民族に関わってSDGsの視点からの考察について紹介させていただきました。
エコ・フェア2025では、展示に加えてワークショップを予定しています。
釧路花くらぶは、釧路市内で花の育苗や花壇の維持作業などの緑化活動を行う市民団体です。
寒冷地・釧路ならではの苗づくりや花壇管理を学ぶ実習のほか、専門家を招いての外部講座や、一般の方も参加できる自主講座も開催。地域団体と協力した「花いっぱい運動」や学校花壇支援を通じて、子どもたちや市民に花や自然の大切さを伝えています。活動を通じて会員同士の交流を深めながら、花のまちづくりを目指しています。
環境問題に対して市民レベルでできることをしようと2022年からスタートした会です。地球に優しい行動の輪が広がることを願って、天然素材たわしのワークショップ開催、ゴミ拾い等をしています。環境問題というと範囲が広すぎではあるのですが、小さな行動でも広がっていくと大きな力になると思い活動を続けています。
一般社団法人日本自動車連盟(通称:JAF)は、1963年の創立以来、モビリティユーザーに対し、安全と安心の支えとなるサービスを提供し、移動価値が高い社会の実現を目指しています。
2000万名超の会員の皆さまに支えられながら、広く社会の期待に応えられるよう、ロードサービスを始めとしたさまざまな活動をおこなっています。
釧路支部では、エゾシカをはじめ、タンチョウやオオワシなど絶滅危惧種を含む「野生動物と自動車の衝突事故」が増加傾向であることから、これを釧路地域の交通課題と捉え、事故減少を目指して啓発活動を実施しています。
釧路野外教育研究会は、平成12年(2010)に野外教育の調査・研究及び会員相互の情報交換を推進し、野外教育の発展に寄与することを目的に発足しました。活動内容は、ハイキング、キャンプ、フィッシング、山菜採り等の自然で行われる様々な実践が含まれます。
春はハイキングと山菜採り、夏はキャンプと渓流釣り、秋は紅葉狩りとキノコ狩り、冬はイグルー作りとワカサギ釣り等。
すなわち、自然の中で楽しむ、野遊び全部です。
2018エコフェア(6月30日)にパネル展示をした後、自然体験4事業を行いましたが、新型コロナウィルスの影響で、事業を停止せざるを得ませんでした。
子どもたちに自然体験を提供、親子に自然体験を提供、大人達にも自然体験とのんびりとゆっくりした時間を提供することをテーマに、今後も活動していきます。 このごろは、自然体験といっても、熊対策を考えなければならない状況になりましたが、もう一度身近な目の前の市街地フットパスや景色に目を向けた、事業計画を考えたいと思案中です。
釧路ガスは都市ガス事業を中心とした事業を手掛けてきました。取り扱いをしている器具の中には家庭用燃料電池『エネファーム』という従来のボイラーよりも高効率で省エネ、省CO₂の環境貢献が高いものがあります。釧路エリアでも2016年よりエネファームの販売を開始して、現在30台が設置されています。
また、2023年からブルーカーボン事業の『釧路ガス昆布の森』構想を進めております。事業活動の一環で、地域の学校にブルーカーボンを題材とした環境授業も実施しました。 他にも2025年には電気自動車(EV)カーシェアリングのサービス展開をしてまいりました。災害時の非常用電源としての機能を備えており、単なる移動手段だけではなく、地域密着型の次世代モビリティサービスとなっております。
再生可能エネルギーの普及拡大や脱炭素社会実現に向けた社会的関心が高まるなか、脱炭素社会実現・活性化に寄与すべく、地域のエネルギーインフラを担う企業ならではの取り組みをしていければと思います。
「湿原クラフト」で釧路湿原の生き物などを紹介しています。
「湿原クラフト」は、葦の葉などでバッタを作る技法を応用して釧路湿原などに生息する生き物(ecology)を、無駄のない設計(economy)の商標登録されたペーパークラフトです。
本年(2025年)8月23日付の北海道新聞でも活動を紹介していただきました。
いつも「皆さんのできた時の達成感の顔」を楽しみに活動しています。
路線数、便数が減少しつつある「路線バス」を利用し街の活性化を目指す会です。そのために「バス」を応援しています。
今年度は新しくオープンした「しらぬか恋問館」や武佐にある「長生園」へ路線バスを利用し行ってきました。 12月には「山花」へも向かう企画予定です。
協賛者一覧(10月31日時点)
- 拓北地下開発株式会社
- ネイチャーテック釧路株式会社
- 沢田建設株式会社
- 環境コンサルタント株式会社
- 釧路信用金庫 釧路支店
- 大地みらい信用金庫釧路支店
- 特定非営利活動法人くしろ・わっと
- 株式会社釧路厚生社
- コープさっぽろ 釧路地区本部
- 富士塗研工業有限会社
- 釧路工業高等専門学校
- 釧路地方中古自動車販売事業協同組合
- 株式会社 釧路製作所
- 学校法人ほっかいどう学院くしろせんもんがっこう
- 学校法人緑ヶ岡学園 釧路短期大学
- 株式会社田中組 道東支店
- 国立大学法人 北海道教育大学釧路校後援会
- 冒険の杜プロジェクト
- 釧路市環境保全課
- 釧路信用組合
- 岩倉建設株式会社